インドで私も修行した inリシケシ 食事編2

ホテルの朝は7時に屋上のヨガスペースでレッスンが始まるので6時には起床、とはいっても目覚ましを待たずにすでに起きてしまっているので、朝ヨガまでの間、瞑想をする。この時間、街は漸く目覚め明るくなる頃だ。Vyas先生は早朝ホテル入り口の祭壇に祈りのベルを鳴らすことから始まる。ホテル中に鳴り響くそのベルは神聖なものを感じる。
私も毎朝神棚と仏壇に祈り、お経をあげるのが日課なので、瞑想の初めに般若心経を唱え、終わりにシヴァナンダヨガのクラスでも最後に唱えるマハ・ムリチュンジャヤというマントラを唱えていた。

朝食のココナッツミルクの効いた豆カレーとじゃがいもと緑色の豆のサブジ。これもとても美味しかった。ココナッツミルクが濃厚過ぎずさらっとしている。
テーブルにはホテルのアイドル、エンジェルちゃんがいつも愛を振りまきに来てくれる。とても愛らしく笑う人見知りしない天使ちゃんだ。
アーユルヴェーダの講義のあと、みんなでオールドマーケットへ出掛けた日、地元でもとても美味しいと評判のドーサのお店でランチした。
薄く伸ばした豆粉でできているドーサの皮の中にパニールとじゃがいも玉ねぎなどの野菜を包み込んだのを注文した。とっても大きくお皿からはみ出している。熱々で中の具材がとろけて絶品だ。付け合わせのサンバルというスープが辛くてこれまた絶品。唐辛子の辛いソースも用意されていた。このサンバルというスパイスの効いたスープはインドではお味噌汁のようなものらしい。
このお店はカリスマヨギーMoojiさんのサットサン帰りの欧米人ヨギーで賑わっていた。
オールドマーケットではラッシーの有名なお店で小休止。甘いもの嫌いは解消したのかと思うほど美味しくいただきおかわりしたいくらいだった。
オールドマーケットではスパイスもいっぱい買ってきた。今後のお料理が楽しみだ。画面右の小さな箱はインドのバターGhee。これは自分用にしか買わなかったけどお土産にぴったりだと思う。
このスパイス類は調合してインドカレーを作りそうな友人へのお土産にした。
すでに日にちがごちゃごちゃしてるが、ある日のランチはアーユルヴェーダ施術の合間に近所のカフェへ4人で繰り出した。私は珍しくあまりお腹が空いていなかったので、モモというネパール料理の小籠包みたいなものをオーダーして皆さんにおすそ分けした。このモモももちろんベジタリアン。でもとても濃厚でまるでお肉が入っているようにボリューミーで大きかった。お腹空いてないのにまた食べちゃったと反省。そしてお友達はお粥ポリッジやフルーツたっぷりのヨーグルト、そしてこれはパニールだったかな。皆さんの頼んだものの方がヘルシーで軽いよね。
Anand Prakash Yoga Ashramでアーサナクラスに参加した日はこちらで夕ご飯もいただいた。
ステンレスの食器をテーブルに用意すると、アシュラムで修行中の人たちが食事を配ってくれる。ダルカレーとブロッコリーのサブジ、バスマティライスとチャパティ。このブロッコリーが絶品でまたまたおかわりしてしまった。よく作るブロッコリーのクタクタ煮にスパイスを効かせた感じで帰国後早速真似して作ってみた。
アシュラムでの生活にはとても興味があり、以前シヴァナンダヨガのTTCを受講しようかと真剣に考えたほどだ。4週間家を空けなくてはいけない海外アシュラムでの生活と英語での講義ということで断念しているけれど、短期のバケーションプログラムもあるということなので、いつかは参加してみたい。その時、調理のお手伝いが出来たら最高だなと思う。
ここのアシュラムに滞在している人たちは圧倒的に若者が多い。
還暦間近のおばさんがこんなに自由に旅ができるのは日本や一部の国だけではないだろうか。
私が子供の頃の60歳の女性というと、みんな家でじっと家族と共に暮らしていた。
私は思いがけず、それこそ想定外にこの歳でひとり世間に放り出されたけれど、こうして一人でも旅ができ、こんな世界を体験できている、今はそのことに感謝したい。
ご飯編はもうひとつ、次に続く!

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