二十四節気ヨガ「小暑 蓮始開」

コロナも猛威を振るう中、豪雨の被害が広がり心配な状況が続き、何と言葉にすれば良いのかわかりません。

何を言っても薄っぺらい気がしてしまいます。

そんな時に何を書き記せば良いのか、考えあぐねてしまいました。

色々なことが起こるのは昔も今も変わらないのでしょう。

昔も戦争や飢饉、自然災害も疫病も、色んなことが襲いかかりそれを乗り越えて今があるのです。

過去に生きたご先祖様たちが色んな事を乗り越えて時を繋いでくれたから今があるのです。

だから私たちが今できることは個人レベルでは平常心であること、健やかにいることだと思います。

ヨガの教えを実践することによって少しでも心と体を平穏に保てればと思います。


七十二候では「蓮始開」蓮の花が咲き始める頃

蓮の花は心を和ませてくれますね。

清らかに咲く神聖な心、泥の池の中から茎を伸ばし力強く清らかな花を咲かせる蓮は極楽浄土の花として神聖なイメージを持ちます。

この自然からの恵みを受け取れるから私たちも心穏やかになれますね。

ヨガのポーズでも蓮華座という蓮の花をかたどったポーズがあります。

蓮華座(結跏趺坐) アルダパドマアーサナ


脳を休め心を安定させ、坐骨神経痛の緩和などの効果もあります。

ヨガのアーサナ(ポーズ)は穏やかに瞑想や呼吸法をできるようにするための準備でもあります。

安定して違和感なくこのポーズが取れるのであればとても効果的なポーズではあります。

しかし、このポーズは無理をして行うと怪我にもつながるので要注意です。

股関節が固く十分に外旋できない場合、足関節や膝関節で回旋を補うことになります。股関節は球関節ですが足関節、膝関節は回旋するようにできていないため痛めてしまうのです。

無理をせず、片方の蓮華座や他のポーズで代用しても良いと思います。

このポーズを練習するにはまず太ももの筋肉全て、大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋群、外転筋、そしてお尻の筋肉を緩めてあげる必要があります。足首も十分に動かして柔軟にしておきます。

実際かなり大変です。

特に膝を痛めている場合はこのポーズは避けた方が良いでしょう。

ヨガのポーズは我慢大会ではないので、くれぐれも気持ちいいところ、少し刺激が入り痛気持ちいいところで行うようにしましょう。

できないポーズがあってもそれも個性なのです。気にすることはありません。

自分の心と体が望んでいることを見つけていきましょう。

手のポーズ手印、ムドラーでも蓮のポーズがあります。

「パドマムドラー」このように手のひらを蓮の花のように開きます

ムドラーは瞑想を深め、生命エネルギーを巡らせる効果があります。

蓮華座のポーズの代わりに行うのも良いと思います。


モデル 堤千穂

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