小寒 雉始雊(きじはじめてなく)
雄の雉が求愛のため鳴き始めるころ
雉はなかなか見られませんが、家の前の川にカルガモの親子がやってきて
小鴨キュンキュンと可愛い声をあげて鳴いているのが聞こえてきます。
先週の寒波の時には川の水が一部凍っていましたが、
今日のような春の兆しを感じられる暖かな日は鳥たちも気持ちよさそうですね。
雉は日本の国鳥なのですが、
なんとなくトキや鶴の方が日本らしい鳥なのではないだろうかと疑問に思っていましたので、
なぜ雉が国鳥に選ばれたのか調べて見ました。
・日本の固有種であること
・古事記や日本書紀にも名前が出てくること(桃太郎にも出てきますね)
・優美で羽の色が鮮やかであること
・雄は勇敢で雌は母性愛が強いこと
などが選ばれた理由だそうです。
ちなみにトキは中国にも生息しているから、
鶴は渡り鳥だから国鳥には選ばれなかったそうです。
今年になり緊急事態宣言がまた発令され、感染者も増えるばかりでなんだか落ち着かない日々ですが、
私たち一人一人は基本的な予防を怠らずに、
慌てず、焦らず、しっかり気力体力をつけてこの非常事態が去るのを待つしかないですね。
新年最初のブログで触れた「上虚下実」という自然体でいることが大切だと思います。
体には力が抜けているべきところと、力がこもっているべきところがあり、
上半身は余分な力みが抜けて軽やかで、
下半身は地に足が付きどっしりと安定した状態、これを上虚下実と言います。
丹田力を鍛えることにより、この上虚下実と言う自然体に近づきます。
丹田とは氣、エネルギー(丹)を育て耕す場(田)という意味です。
経絡や経穴と同じように氣の体の中にあり、心身を同時に鍛えること
によって育てられていきます。
筋トレやエクササイズなどの身体の鍛錬だけではなく、
より高い精神性を育むための心の訓練も加わることにより、
丹田というエネルギーの畑を育てることができるのです。
丹田は上・中・下に分けられます。
・上丹田は大脳・より高い精神性
・中丹田は胸の中央・より豊かな愛情
・下丹田は下腹部・より安定した体
一般的には下丹田を丹田・肚といいます。
ヨガの練習も丹田力の強化につながります。
立位の基本ポーズ
山のポーズ「タダアーサナ」
一見何もせずただ立っているように見えますが、この状態を保つには
足の内側を締める、肛門を締める、足腰肚に力を込める、
肩や首の力を抜く、腰の角度を最適に保つ、顎を引く、胸を開く、
など丹田を鍛える要素が含まれています。
耳、肩、骨盤の大転子、膝の腓骨頭、外くるぶしが一直線になるのが理想的で、
下腹部の丹田を引き締め力を込めます。
太陽礼拝でも最初と最後の基本ポーズですので、まず意識して立ってみることから始めて見てください。
体の歪みや力が抜けすぎてしまっている部分、力みすぎている部分が見つかるかもしれません。
Next yoga
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