季節は進み、台風シーズン
台風9号に続き非常に強い10号と続けて日本に接近した週末でした。
二十四節気では「白露」葉の先に露が結ばれる頃、
七十二候では草露白(くさつゆしろし)草についた露が白く光るころ
ということですが、時折ザーッと強まる風雨に草もなぎ倒されてしまい、
荒々しい秋、白露の入り口となっています。
まだこのコーナーでは五行表(五行色体表)を載せていませんでしたね。
このように今の季節、秋の五性は金、肺経大腸経に深く関係し、肺が司る呼吸の出入り口、鼻にも影響がでる季節です。
夏至の頃に比べると日も短くなり、夜は雲の合間から覗く月明かりが秋の夜長を彩ります。
陰の要素が高まっていくので西の空に沈む夕日を見てセンチメンタルになったり、物悲しくなったりする時期です。
一年を人の一生に見立てると、五能の「生長化収蔵」は、
生まれ、成長し、花が咲き、実を結び、そして根付き次に命を繋ぐという生命現象。
秋は実を固く結ぶ季節であり、今まで築き上げてきたものをしっかり安定させる時期でもあるのですが、
本当にこれで良かったんだろうか、と振り返り少し憂いでしまうこともあるのでしょう。
特に今年の夏は夏季休暇の達成感を得られず、なんだかもやもやしたものが残っているかもしれませんね。
しかし、このようにまた巡る季節を思えばその憂いも必要のない取るに足らないものと感じられるかもしれませんね。
この五行表の中、今日は
五音(ごいん)について触れたいと思います。
「音ヨガ」とでも名付けましょうか。
「角 微 宮 商 羽」の五音をC(ハ長調)の音程に置き換えたものも横に記載してみました。
音楽をやっている人なら気がつくと思いますが、ペンタトニックスケールになっているのです。並び方を変えるとわかりやすいと思います。
宮(ド) 商(レ) 角(ミ) 微(ソ) 羽(ラ)
五音は自然界の「木火土金水」に音をあてはめて作られたのでしょうか。五声ともいいます。
このペンタトニックスケールは日本の民謡や童謡、演歌、スコットランド民謡などにも見られ、人間と自然が深く繋がりあっていた遠い昔から受け継がれてきているのですね。
後に変宮(宮の半音下)と変微(微の半音下)が加えられて7音階が形成されました。
キーをC(ハ長調)にすると、ド レ ミ #ファ(微の半音下) ソ ラ シ(宮の半音下)
この音階はグレゴリオ聖歌の音階(教会旋法)の中のリディアン・スケールと同一のスケール
C D E F# G A Bであり(#F=#11,D=9)
インド古典音楽の旋法ラーガの中のカリヤーン・タートとも同じです。
そして偶然なことに、私が持っているクリスタルボウルはこの
C D E F# G A Bの音階なのです。
なんとなくクリスタルボウルにはこのリディアン・スケールが合うような気がして
普通のメジャー音階、長音階にせず、F#を入れたのですが、
まさかこんなところで五行説の五音の発展した音階と繋がるとは思いませんでした。
クリスタルボウルは99.9%クリスタル(水晶)で作られたボウル型の楽器です。
基本の音「基音」のほかに、複数の「倍音」が含まれていて、
周波数や波長、揺れが豊かに響き合い、聴く人を包みこみます。
クリスタルボウルの音を聴くことにより、呼吸が深まり、瞑想や深い集中時に見られる脳波の状態(α波からθ波)へ導きます。
また体に含まれるケイ素がクリスタルボウルにも含まれているため、共鳴し合い、筋肉、臓器、血液やリンパ、細胞を活性化し自己治癒能力を高める効果もあると言われています。
オンラインレッスンではどこまで音の効果が伝わるのかわかりませんので、早くどこか広い場所で聴いていただける日が来ることを願うばかりです。
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