二十四節気ヨガ「大暑 桐始結花」

二十四節気、一年で最も暑い時期の「大暑」

日曜日、久しぶりの爽やかな夏らしい太陽に誘われて梅干しを干しましたが、ちょっと後悔しています。またどんより梅雨空で空気が重たく湿度が高いですね。梅干しの土用干しは三日間干すのですが、これでは数日かかりそうです。

七十二候では「桐はじめて花を結ぶ」桐の実がなる頃、ですが、残念ながら桐の花には見つけられませんでした。


年に4回ある土用のうち一番重要な夏土用は、陽から陰に変わる時期です。

土用というのは立春、立夏、立秋、立冬前の18日間を表すもので、土用の丑の日というのはその期間に訪れる丑の日のことを表します。

今年の夏土用の丑の日は7月21日、8月2日の二回、もううなぎを召し上がった方も多いのではないでしょうか。

夏バテ防止にはぴったりのうなぎですが、よく知られている話、土用の丑の日にうなぎを食べるといういうことを広めたのは江戸時代、平賀源内の広告によるものです。

「本日丑の日。土用の丑の日にうなぎを食すれば夏負けすることなし」

これは日本初のコピーライティングとも言われています。


毎年この時期にはあちこちで花火大会や夏祭りが催されますが今年はほとんどが中止で夏休みも短く縮小され、なんだかモヤモヤしてしまいますね。

夏土用には土仕事はせず、あくせくせず、どっしりと構えてゆったり過ごした方が良いと昔から言われています。自分を見つめ直す期間にしても良いかもですね。ヨガでも陰ヨガやリストラティブヨガ、瞑想、ヨガニードラが向いている時期でもあります。土用の頃は断捨離にも適しています。

しかしながら、今年は動くべき良い時期に活動することを許されず、ストレスも溜まり体の滞りを感じている人も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するポーズは土用の頃に刺激を入れるべき脾胃経を十分に伸ばしてしっかり消化吸収できるように内臓のメンテナンスもする

「アンジャネーヤーサナ」三日月のポーズです。

前足の膝がかかとの上にくるようにして、後ろ足は無理のない角度で真っ直ぐに伸ばします。
両手は持ち上げても膝の上に置いても、床でも構いません。
後ろ足付け根が伸びることで「倉廩の官」と言われる太陰脾経、陽明胃経の流れがよくなり、五臓六腑に栄養分をしっかり行き渡らせます。

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