其の十三「代替療法」
腹膜播種の手術が2010年12月、
その前後して体験した代替療法(民間療法)を参考までにあげておきます。
まず、高濃度ビタミンC点滴。
これは肺に転移が見つかった頃に始めました。
ビタミンCを大量に点滴して、体質を改善しがん細胞をやっつける効果があると言われています。
お値段はとても高く、投与する量にもよりますが、
一回15,000~30,000円だったと記憶してます。
それを週に2回ほど、数時間かけて点滴します。
しかし、これは効果が出る前に、血管が悲鳴をあげて数回でやめました。
元々血管が細く、採血も大変、点滴もいろんなところから行います。
一番痛かったのが、手の甲・・・
肺転移が分かってから抗がん剤をやるためのCV静脈ポートを作った後、
今度はビタミンC点滴に耐えられますのでお願いしますと、再来院したところ、
断られました。
こんな痛い思いをして「とこぶし」と命名されたCV静脈ポートを作ったのに、
その後の肺の手術の時にも点滴では使用してもらえず、
なんでなのか、いまだに疑問です。
「よそで作ったものは使えない」
のだそうですが、こういうところを連携してもらいたいです!!
ということで、高濃度ビタミンC点滴が効果があるのかはわかりません。
腹膜播種が見つかった後、病院近くのがん専門と有名なクリニックを紹介いただき、
セカンドオピニオンを受けました。
そこでは、病院で検査しないような項目をくわしく血液検査して、
自分の体質を西洋医学と東洋医学両方から見て行くというやり方。
注意されたのが、
「四つ足動物の食品禁止」
でした。肉はもちろん牛乳もヨーグルトもチーズもダメ。
玄米菜食基本で時々お魚。
その生活をしてみなさいとのこと。
すぐに腹膜播種の手術で入院してしまったので、
退院後、この食事療法を約2年間続けました。
だけど、性格がゆるいので、お酒を飲んじゃっていたし、
時々、夫がたまにはゆるくしなききゃって、外食でガッツリしたりもしてましたが・・
2015年1月30日、私を勇気づけてくれてた夫がまさかの突然の他界・・・
脳幹出血でした・・・
その後、2月末の定期検診、こんなの行かなくてもいいじゃないかと思ったのですが、
がんばって検査してみました。
そうしたら、また肺に転移が見つかりました・・・
この時の本心は、良かった、すぐにそばに行ける、
弱虫な私はそう思っちゃったんです。
だけどね、自分のまわりを見たら、
そんなこと言ってられない。
私は生きなきゃ夫に顔向け出来ない、そう思ったんです。
もんもんとしてた時に出会ったのが、
断食と糖質カット。
色んなセミナーに参加してみて、自分なりに、
糖質を制限することを試してみようと思いました。
日本人の一般的食事がこの上なく大好き。
だから、以前の玄米菜食も苦もなくできてたのに、
ご飯をやめる??
これはきつかったです。
いったん数日断食をしてみてそれから、
今まであまり食べなかった肉も含めタンパク質と野菜を積極的に食べて、とにかく
ご飯、そば、うどん、などを辞める(パンとスイーツは元々食べなくて大丈夫なので、そこは楽だったかも)
それを試して、次回の検査に臨んだら、がんが消えていました。
だけどね。ここに書いて、これやったらがんが消えるよと言いたくないのです。
あくまでも、自分のその時の体の状態に合っていたんだと思うから。それは人それぞれです。
精神的なこともあると思います。
なので、これを読んですぐ真似したりせず、
とにかく自分と仲良くなって、やりたい治療法を体に聞いてみる事です。
自分の体を内側から観察して、内側から自己治癒するようなイメージを持ってみること。
もし、自分に正直にやりたい治療を選択できたのならば、
どんな結果になっても後悔はないと思うの。
もちろん、まわりの大切な人の意見をちゃんと聞いて、話し合ってほしいです。
そして納得できることをやっていけばいいんだと思います。
私は最近、ひたすら眠いです。
仕事もありがたいことにがんばれる機会をいただき、充実しています。
な~んにも無い日は眠くていいんです。
体に正直に無理をしないこと、
そして、自分の命の続くかぎり、
これまでの人生の恩返しをしていくこと、
それでいいかな?章男ちゃん?
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