小満 麦秋至(むぎのときいたる)
麦の穂が実り始める頃。
麦畑があちこちで緑から黄金色に変わっていきますね。
近くに麦畑がなくて残念です。
写真は今朝近所の農協で購入したわらびです。
春先からずっと自然の恵みをいただいております。
このわらびはアク抜きして保存し、お蕎麦の具や炊き込みご飯でいただきましょう。
この時期は今しか出回らない食材と向き合う事が忙しく嬉しいですね。
先日下拵えをしていた山椒の実は
ちりめん山椒のほかにも
醤油漬け、オリーブオイル漬けにしました。
新ニンニクも醤油漬けに。
そして、農業を営んでいる従兄弟に教わってニラは万能タレにしました。
このように自家製調味料を作っておくと
市販の化学調味料が入ったものを買わずにすみます。
もう何年も前のことですが、
抗がん剤治療を行っていたときに、
ひどい味覚障害に悩まされました。
味覚障害は個人差があるので一概には言えませんが、
私の場合は、
何を食べても化学調味料の味がする、
甘く感じる、
ということでした。
実際には添加物などなにも入っていなくても感じる事もあり、、
本当に添加物が入っている食材や外食では、
かなり辛い思いをしました。
私が手作りの調味料や添加物なしの調理に興味をもったのは
その経験からです。
最近は玉ねぎ麹やひしおも活用しております。
特に玉ねぎ麹は何にでも使える万能調味料です。
酢やレモン汁を混ぜドレッシングにしたり、
食材を漬け込み下味をつけたり、
スープや煮込みの味付けに使ったり、
とにかく出番が多いのです。
二十四節気ヨガというカテゴリーで日常に密接したことをお伝えしてきましたが、
去年、コロナ禍から始まりちょうど一年となりました。
何がお伝えしたかったのか…。
状況で日々変化しておりますが、
ヨガというものはただ生活に密着した生き方なのだと、
感じております。
日々の生活や生き方を整えて、
体が快適であるために動いて、
息をすることが気持ち良いと感じて、
生きていることを心身ともに感じること。
周りの生命を感じること。
そんな、わりと簡単なもの、
にっこり微笑んで実践できるものだと思います。
しかし日々そんな簡単にいかないこともやってきます。
苦しみ悲しむ出来事も多々訪れます。
生きていれば良い時と悪い時は半々ぐらいなのかもしれません。
でも悪い状況の中でも、
季節がめぐり、私たちのまわりでは
自然の恵みが訪れて包み込んでくれているのです。
生命はいずれ終わりを迎えますが、
はたしてそれは終焉なのでしょうか。
私たちは生まれたときに
大きな生命体から少し離れるように隣に移動して、
一緒に他の命と共に生きて、
そして、また大きな生命体の一部に戻っていく。
そんなふうにイメージしたら、
孤独ではなくなるのではないでしょうか。
命の終わりはまた大きな生命体の一部に戻ることなのかもしれません。
今、私たちが守られて包み込まれている世界の一部に
戻るだけなのだと思えば、
先に亡くなった命、みんなが包み込んでいてくれたのだと
安心して心穏やかにいられるのではないかと思います。
これからも不定期になるかも知れませんが、
ヨガを通して生活に根付いた出来事や体のことをお伝えしていきたいと思います。
Next yoga
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