昨日は寒空に満月が輝いていました。
満月を撮影したら横に緑の丸い光が写り込んでいますが、なんとなく縁起よく感じてそのまま投稿いたしました。
大寒、冬土用ももうすぐ終わり、春はすぐそこです。
この時期は腎の働きが弱くなり、老化や病の原因にもつながるため、
あらためて腎の働きを確認してみます。
・腎は先天を主る
両親から受け継いだ生命エネルギー、先天の精の貯蔵庫
・腎は封蔵を主る
生命活動の素となる腎精が漏れ出ないよう温存
・腎は水火(腎陰・腎陽、腎に貯蔵された津液とエネルギー)の宅を為す
腎陰は全身の臓腑・器官・組織を養い潤し、腎陽は温めて代謝や血行を促進
・腎は髄を生ず
腎精からは髄、骨髄・脊髄・脳髄が生まれる
・腎は骨を主る
髄が骨の中に満ちることで骨が成長し強くなる
・腎は技巧を主る
腎精が充実していれば脳は健全で智力が聡明に筋骨が強健で動作が精巧になる
・腎は水の主源なり
全身の津液代謝をコントロールし統括する
・腰は腎の府なり
腰は腎の位置する場所(下丹田付近)
・腎は気の根なり
腎は人体下部に位置し大地に根付いた樹木の根のような働きをしている
・腎は耳に開竅す
腎が耳の機能を正常に保つ
・腎は膀胱に合す
腎と膀胱は経絡で繋がり密接に関係している
・腎は二陰に開竅す
前陰(尿道と生殖器)後陰(肛門)の排尿生殖排便作用をコントロールしている
・腎その華は髪に在り
腎精が充実していれば髪が潤い育つ
とても大切な腎。
親から受け継いだ精気「先天の気」を守り、食事や呼吸によって育て、それを温存できたら、
老化や病気から体を守ることができるのですね。
腎ってすごく大切。
食は生きるため体を保つための基本です。
食べた物から体は作られ「後天の気」が育つので安全な食材を選ぶことは大切ですね。
ちなみにこの時期良いとされている食材は黒いもの、
黒ゴマ・黒きくらげ・こんぶ・黒米・黒豆・ナッツ類・高麗人参・やまいもなどが良いとされていますが、バランスよく食べて、
早臥晩起、夜は早く寝て太陽が昇り暖かくなってから起き、
のんびりゆったり体をケアしましょう。
今日は下の丹田を温め活性化させるポーズ
仰向けの捻りのポーズ「ジャタラパリヴァルタナアーサナ」です。
水分の代謝を促して津液の流れを良くし、
丹田と深く関わる腰の部分、腎の宿る場所を温めほぐす効果もあります。
ポーズを長めにキープするには無理することなく
ヨガ用ボルスターや枕、クッションなどを足の下に入れて、軽減させましょう。
踵をつかみ膝を胸に近づけて高い位置で捻ると深まります。
両足一緒に膝を曲げて捻っても良いでしょう。
他の仰向けのポ-ズと一緒に行って、
腰回り、丹田周りを温めて腎精を温存し養ってください。
Next yoga
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